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●井96←[品91折]
港南支所
系統一覧
本 |
大井町駅東口→青物横丁→天王洲アイル→南馬場→大井町駅東口 |
6.090km |
|
本線の始終発時刻
回数・速度
変遷
系統 |
施行日 |
所管 |
距離 |
概要 |
井96 |
H 6. 7.21 |
品川 |
6.030km |
品91折を独立、大井町駅東口〜天王洲アイル循環が開通 |
井96 |
H14. 2.25 |
品川 |
6.090km |
大井地区の改編に伴い、天王洲橋→青物横丁間を南馬場経由に変更 |
井96 |
H17. 3.28 |
港南 |
6.090km |
港南に移管 |
反90 |
H20. 4. 1 |
港南 |
*** |
はとバスに運行を委託 |
路線図(H17.6末)

停留所
本 |
(H15.2.1) |
▽ |
大井町駅東口 |
▼ |
仙台坂 |
▼ |
青物横丁 |
▼ |
都立八潮高校前 |
▼ |
東品川シルバーセンター前 |
▼ |
東品川橋 |
▼ |
JALビル前 |
▼ |
天王洲アイル(パークスクエア) |
▼ |
新東海橋 |
▼ |
昭和橋 |
▼ |
東品川三丁目 |
▼ |
南品川二丁目 |
▼ |
南馬場 |
▼ |
南品川五丁目 |
▼ |
青物横丁 |
▼ |
仙台坂 |
▽ |
大井町駅東口 |
りんかい線の上を…
平成4年9月に、品91折返として大井町駅東口〜天王洲アイル(パークスクエア)の循環路線が開通。平日のみの運行ながら、乗客は定着していった。平成6年7月、井91(大井町駅東口〜八潮パークタウン〜大田市場)の開通(平成14年2月廃止)、品98の直行大井ふ頭系統(大井町駅東口〜大井水産物埠頭)の井98としての独立といった「大井町駅発着路線の番号整理」が行なわれたとき、この系統も晴れて「井96」として独立した。
平成14年2月には品98の大井町からの撤退・品91の分断により、東品川三丁目→南馬場→青物横丁からの都営バス消滅を回避するため、井96の大井町駅方向を南馬場経由に変更した。同時に、利用客の悲願であった運行時間帯の拡大、運行回数の増回、土曜休日の運行が叶ったのである。
平成14年12月にはりんかい線の天王洲アイル〜大崎が延伸された。井96とは区間が全く重複しており、今までは廃止間違いなしと思われていたが、基幹系統となり、ダイヤ改正もせずにめでたく生き残ることができたのである。(といっても、港南支所移管時の平成17年のダイヤ改正で大幅に減らされてしまったのだが……)
パークスクエアとシーフォートスクエア
天王洲アイルへの都営バス路線は、品川駅東口からの品96の他に大井町駅東口からの井96がある。元々井96は平日のみ細々と運行していたのだが、平成14年2月に品98の短縮に伴って、南品川地区の品98の運行経路を補完すべく経路変更をし、土・休日も運行を開始、併せて本数も大幅に増加した。平成14年12月のりんかい線開業後も生き延び、減便ダイヤ改正後も20分に1本とまずまずの運行回数を保っている。
そんな井96だが、大井町駅発の行先方向幕には、カッコ書きでパークスクエアという注釈が強調するように入っている。
元々天王洲アイルは3つの区画に分かれており、商業区画としてモノレールの駅と海側の5棟のビルから形成される区画「シーフォートスクエア」、モノレールを挟んで反対側に位置する「センタースクエア」、そして住宅区画としてJALビル向かい天王洲公園内に位置する「パークスクエア」である。
「シーフォートスクエア」「センタースクエア」「パークスクエア」はペデストリアンデッキで容易に往来できるのだが、都営バスの停留所としては品96の停留所から少し離れた所に位置するため、わざわざ注釈を入れているのであろうか。それとも停留所名にパークスクエアという副名称を入れてもらうように、依頼があったのだろうか。
後者であれば、方向幕に副名称が入るという珍しいケースになる。