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渋谷営業所

系統一覧

本 渋谷駅〜青山一丁目駅〜六本木〜虎ノ門〜銀座４〜豊海水産埠頭 11.605km 　
折 虎ノ門〜銀座４〜豊海水産埠頭 ***

本線の始終発時刻

渋谷駅発 6:30〜21:35 豊海水産埠頭発 平7:10〜21:57（虎ノ門止22:15）
休7:10〜22:15

変遷

系統 施行日 所管 距離 概要
509　 S43. 9.29 (青山) 11.550km 都電9（渋谷駅〜新佃島）の代替で渋谷駅〜虎ノ門〜豊海水産埠頭が開通
509折 S43. 9.29 (青山) 6.315km 渋谷駅〜虎ノ門を開設
509乙 S43.11. 1 (青山) 11.605km 渋谷駅〜虎ノ門〜新佃島を開設
509乙 S47. 2.27 (青山) 11.707km 停留所の区間キロ程変更
銀86　 S52. 3. 7 渋谷 11.605km 青山分車庫廃止により渋谷営業所に移管
銀86乙 S53.11. 1 渋谷 　*** 渋谷駅〜新佃島を廃止
銀86　 S57.12.26 渋谷 　*** 渋谷駅〜豊海水産埠頭を廃止、銀16（東京駅南口〜勝どき５）と(形式上)統合

停留所

本 (S57.11) 甲 乙 (S53.1) 甲 乙 (S49.2) 甲 乙 (S43.10)
○ 豊海水産埠頭 ○ 豊海水産埠頭 ○ 豊海水産埠頭 ○ 豊海水産埠頭
● 月島警察署前 ● 月島警察署前 ● 月島警察署前 ● 新島橋
● 新島橋 ● 新島橋 ● 新島橋 ● 勝どき三丁目
● 勝どき三丁目 ● 勝どき三丁目 ● 勝どき三丁目 | | ○ 新佃島
● 勝どき二丁目 | | ○ 新佃島 | | ○ 新佃島 | | ● 月島三丁目
● 勝どき橋南詰 | | ● 月島三丁目 | | ● 月島三丁目 ● ● 勝どき二丁目
● 築地六丁目 ● ● 勝どき二丁目 ● ● 勝どき二丁目 ● ● 勝どき橋南詰
● 築地三丁目 ● ● 勝どき橋南詰 ● ● 勝どき橋南詰 ● ● 築地六丁目
● 築地 ● ● 築地六丁目 ● ● 築地六丁目 ● ● 築地三丁目
● 銀座四丁目 ● ● 築地三丁目 ● ● 築地三丁目 ● ● 築地
● 数寄屋橋 ● ● 築地 ● ● 築地 ● ● 銀座四丁目
● 日比谷 ● ● 銀座四丁目 ● ● 銀座四丁目 ● ● 数寄屋橋
● 警視庁前 ● ● 数寄屋橋 ● ● 数寄屋橋 ● ● 日比谷
● 霞ヶ関 ● ● 日比谷 ● ● 日比谷 ● ● 桜田門
○ 虎ノ門 ● ● 桜田門 ● ● 桜田門 ● ● 霞ヶ関
● 虎ノ門二丁目 ● ● 霞ヶ関 ● ● 霞ヶ関 ○ ○ 虎ノ門
● 虎ノ門三丁目 ○ ○ 虎ノ門 ○ ○ 虎ノ門 ● ● 明舟町
● 神谷町駅前 ● ● 虎ノ門二丁目 ● ● 明舟町 ● ● 西久保巴町
● 虎ノ門五丁目 ● ● 虎ノ門三丁目 ● ● 西久保巴町 ● ● 神谷町
● 麻布台 ● ● 神谷町 ● ● 神谷町 ● ● 飯倉一丁目
● 六本木五丁目 ● ● 虎ノ門五丁目 ● ● 麻布台一丁目？ ● ● 狸穴
● 六本木 ● ● 麻布台 ● ● 麻布台 ● ● 六本木五丁目
● 防衛庁前 ● ● 六本木五丁目 ● ● 六本木五丁目 ● ● 六本木
● 赤坂八丁目 ● ● 六本木 ● ● 六本木 ● ● 防衛庁前
● 南青山一丁目 ● ● 防衛庁前 ● ● 防衛庁前 ● ● 赤坂八丁目
● 青山一丁目駅前 ● ● 赤坂八丁目 ● ● 赤坂八丁目 ● ● 南青山一丁目
● 北青山二丁目 ● ● 南青山一丁目 ● ● 南青山一丁目 ● ● 青山一丁目駅前
● 外苑前 ● ● 青山一丁目駅前 ● ● 青山一丁目駅前 ● ● 北青山二丁目
● 北青山三丁目 ● ● 北青山二丁目 ● ● 北青山二丁目 ● ● 外苑前
● 表参道 ● ● 外苑前 ● ● 外苑前 ● ● 北青山三丁目
● 南青山五丁目 ● ● 北青山三丁目 ● ● 北青山三丁目 ● ● 明治神宮前
▲ 青山学院前 ● ● 表参道 ● ● 表参道 ● ● 南青山五丁目
● 渋谷二丁目 ● ● 南青山五丁目 ● ● 南青山五丁目 ● ● 渋谷二丁目
○ 渋谷駅前 ▲ ▲ 青山学院前 ▲ ▲ 青山車庫前 ○ ○ 渋谷駅前
● ● 渋谷二丁目 ● ● 渋谷二丁目
○ ○ 渋谷駅前 ○ ○ 渋谷駅前

吸収（され）合併（され）

　都電９系統の代替として開通した路線。渋谷から青山一丁目までは246を、今度は麻布台まで外苑東通りを橋って左折、そして桜田門まで直進……とやたらと大回りしてジグザグと走っていた路線であった。開通当初は豊海埠頭行きの甲、新佃島（現・月島駅）行きの乙が存在し、本数比３：１ほどだったが、乙は一足お先に昭和53年に廃止されている。さて、銀86本体だが、代替当初は元都電だけあって、かなりの本数（甲乙合わせて120回以上）が確保されていた。しかし渋谷方、築地方とも渋滞に悩まされ、大回りということもあってバスにしてしまった後は利用率が下がる一方。開通当初は渋谷駅〜虎ノ門の折り返しが設定されるなど、渋谷駅側の本数が多かったが、徐々に逆転していき、末期は豊海水産埠頭〜虎ノ門はそれなりの本数を誇っていたものの、虎ノ門〜渋谷駅は30〜40分毎の運転と、都電時代の見る影もない運転内容になっていた。

　結局豊海側だけが生き残ることとなり、当時朝夕のみ運転されていた東16（東京駅南口〜勝どき五丁目）と合体することになり、数寄屋橋以西は全部切り捨てられることになった。都のお知らせでは統合ということになっていたかと思うが、体のいい廃止であろう。そして生き残った方は順調に出世し、都市新バス・都04を名乗ることになるのである。