●学06←[56]
渋谷営業所
本 | 恵比寿駅〜東4〜日赤医療センター |
恵比寿駅発 | 日赤医療センター発 |
本 | 運転間隔 | 所要時間 | 表定速度 | |
平日 | ||||
土曜 | ||||
休日 |
系統 | 施行日 | 所管 | 距離 | 概要 |
56 | S33.12.15 | 渋谷 | 2.565km | 恵比寿駅-日赤産院前(現日赤医療センター)が開通 |
学06 | S51. 4. 1 | 渋谷 | 2.230km | 日赤医療センター別館〜本館間を短縮 |
学06 | S62.12.14 | 渋谷 | 1.686km | 恵比寿駅〜広尾高校間を比丘橋経由から恵比寿橋直進経由に変更 |
学06 | H18. 4. 7 | 渋谷 | 3.220km | 再開発に伴い東四丁目〜日赤医療センターの経路を変更、循環化 |
学06 | H19. 3.26 | 渋谷 | 日赤医療センターで一旦運転を打ち切るよう変更 |
本 | (H15.2.1) |
○ | 恵比寿駅前 |
● | 渋谷橋 |
● | 広尾高校前 |
● | 東四丁目 |
● | 東京女学館 |
○ | 日赤医療センター前 |
学06「恵比寿駅〜日赤医療センター」
幹線である学03の陰に隠れがちな学06。今は駒沢通りを走る単純な経路ですが、昔は経路が全く違いました。昔といっても昭和末期の頃ですよ。詳しい歴史は↑を参照していただくとして、その当時を思い出して路線案内と行きますか。
恵比寿駅を出たバスは、なぜか日赤医療センターの方角と逆方向に駒沢通りを走っていきます。初めて乗車された方は不思議に思うことでしょう。
右手に救世軍のビルが見えてきた辺りが恵比寿南交叉点。この交叉点を左に進むと目黒駅に行くことが出来ます。その交叉点を右折して少し進むとこの付近では珍しい五叉路に出ます。その交叉点を左斜め45度に曲がります。曲がって少し進んだところが『恵比寿区民会館』停留所です。
そのまま真っ直ぐ進むと交叉点があります。この交叉点を右折して少し進むと目の前に山手線のガードがあります。バスはそのガードをくぐり左手に渋谷営業所をのぞみつつ渡る橋が比丘橋(びくばし)といいます。明治通りを越えて、南部坂にさしかかった辺りに『比丘橋』停留所があります。
バスは、そのままぐんぐん南部坂を登っていきます。この坂は別名富士見坂と呼ばれ、その昔はこの坂を登り切ったところから富士山が見えたそうです。そうしている内にバスは坂を登り終えて『広尾高校前』停留所です。このまま真っ直ぐ進むと、現在の学06のルートである駒沢通りに出ますが、学06の経路は広尾高校前交叉点を左に折れて國學院大學の方へ進んでいきます。
右手には広尾中学校が見え、その隣には國學院大学の敷地が見えてくるとT字路があります。ここから先は学03と同じルートで日赤医療センターを目指します。右折してすぐ『国学院大学』停留所です。
現在では渋谷図書館/常盤松小学校の近くに移設されているこの停留所も、昔は学06と同じ停留所だったので東四丁目よりにありました(記憶が正しければ…)。国学院大学停留所からすこし橋って駒沢通りを越えたところが『東四丁目』停留所。そしてすり鉢状の坂を下って登り左折したところが『東京女学館』停留所です。
平日の登下校時にはたくさんの女学生がこの路線で通学しています。
さらに少し走り右折で日赤医療センター構内に入って終点です。
今から見ればかなり複雑な経路でしたが、それなりに味のある道を走っていました。
この文章は筆者が幼少の頃に親に連れられて、恵比寿駅前の大丸ピーコックへ買物に行く際に乗った記憶をもとに書いていますので、多少の違いはご容赦を。
。