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○116(廃止)

志村営業所×国際興業

系統一覧

川口駅〜荒川大橋〜王子駅〜駒込駅〜道灌山下〜上野広小路 14.616km  
川口駅〜荒川大橋〜王子駅〜駒込駅 9.371km
出入 川口駅〜荒川大橋

変遷

系統 施行日 所管 距離 概要
116  S24. 8. 1 大塚 18.050km 川口駅〜王子駅〜上野広小路〜東京駅八重洲口が開通、国際興業と相互乗り入れ
116  S24.10. 1 滝野川 18.050km 滝野川営業所に移管
116  S24.11. 1 滝野川 19.900km 川口駅〜神田駅〜銀座3〜新橋駅に変更、延長
116  S25. 1.20 滝野川 19.980km 荒川大橋〜王子駅間を、赤羽・中十条経由から志茂・神谷町経由に変更
116  S37. 志村 19.980km 志村支所に移管
116  S45. 4. 1 志村 14.176km 上野広小路〜新橋駅を短縮
116折  S45. 4. 1 志村 *** 川口駅〜駒込駅を廃止
116  S45. 8.11 志村 14.616km 川口駅附近を片道のみ六間通り経由に変更?
116  S47.11.12 志村 *** 川口駅〜上野広小路を廃止

停留所

(S44.1) (S40.1) (S35.10) (S25.6)
川口駅前 川口駅前 川口駅前 川口駅前
中央道路 中央道路 中央道路 中央通
本町通り 本町通り 本町通り 本町通り
荒川大橋 荒川大橋 荒川大橋 荒川大橋
赤羽都電終点 赤羽都電終点 荒川放水路 都電赤羽終点
岩淵一丁目 岩淵一丁目 赤羽都電終点 岩淵一丁目
志茂二丁目 志茂二丁目 岩淵一丁目 志茂町三丁目
志茂一丁目 志茂一丁目 志茂町三丁目 志茂町一丁目
神谷三丁目 神谷三丁目 志茂町一丁目 王子北町
北区神谷町 北区神谷町 王子北町 宮堀
王子五丁目 王子五丁目 北区神谷町 神谷橋
王子四丁目 王子四丁目 王子四丁目 王子四丁目
王子三丁目 王子三丁目 王子三丁目 尾長橋
王子駅前 王子駅前 王子駅前 王子駅前
飛鳥山 飛鳥山 飛鳥山下 飛鳥山
西ヶ原二丁目 西ヶ原二丁目 西ヶ原二丁目 西ヶ原町
滝野川支所前 滝野川支所前 滝野川支所前 滝野川区役所前
霜降橋 霜降橋 霜降橋 駒込駅前
駒込駅前 駒込駅前 駒込駅前 上富士前町
上富士前 上富士前町 上富士前町 神明車庫前
本駒込四丁目 神明町 神明町 動坂下
動坂下 動坂下 動坂下 道灌山下
道灌山下 道灌山下 道灌山下 団子坂下
千駄木三丁目 千駄木三丁目 駒込坂下町 逢初橋
団子坂下 団子坂下 団子坂下 上野公園前
千駄木二丁目 千駄木二丁目 千駄木町 上野広小路
根津二丁目 根津一丁目 宮永町 須田町
根津一丁目 池之端七軒町 池之端七軒町 神田駅前
池之端二丁目 上野公園前 上野公園前 室町三丁目
上野公園前 上野広小路 上野広小路 日本橋
上野広小路 秋葉原駅前 秋葉原駅前 通り三丁目
外神田五丁目 須田町 須田町 京橋
外神田三丁目 神田駅前 神田駅前 銀座六丁目
秋葉原駅前 室町三丁目 室町三丁目 新橋駅前
須田町 室町一丁目 室町一丁目
神田駅前 日本橋 日本橋
室町三丁目 通り三丁目 通り三丁目
室町一丁目 京橋 京橋
日本橋 銀座一丁目 銀座一丁目
通り三丁目 銀座三丁目 銀座三丁目
京橋 銀座六丁目 銀座六丁目
銀座一丁目 銀座八丁目 銀座八丁目
銀座三丁目 新橋駅前 新橋駅前
銀座六丁目
銀座八丁目
新橋駅前

川口から都心へ

 川口駅に乗り入れる路線は後述の118系統(足立・浅草経由)とこの116系統の2路線が存在した。こちらはほぼ一直線に結ぶという形になっており、荒川大橋を渡ると都電通りを一直線に王子・駒込まで進み、不忍通りを経て上野広小路へ、さらに中央通りを貫通して新橋駅へと至っていた。開通当初は八重洲口止まりだったものの、開通後すぐに随一の商業集積地である銀座を貫通するように路線変更された。これまた長丁場の路線で、通常で70分ほどかかったという。もっとも現在の東98と似たようなものだが。

 本数もそれほど多いわけでもなく、1日40回程度。時間にすればだいたい20〜40分間隔ということになり、あまり使い勝手は良くなかったようだ(朝には川口駅〜駒込駅の折り返し運転があった)。昭和45年には中央通り区間が廃止され上野広小路までに短縮、駒込駅までの折り返し系統も廃止されてしまった。その後は各区間に併走系統も準備されたと判断されたためか、昭和47年11月12日、現行方式の系統番号(漢字+数字2ケタ)が付けられるその日に全線廃止された。もしかしたら、これが欠番となっている「56」を名乗る予定だったのかもしれない。

 担当は志村支所(営業所)。荒川大橋から出入庫を行っていたようだ。確かにそのまま赤羽から環八に入れば志村車庫まではすぐであったためであろう。