都営バス資料館

渋谷・江東・深川でフルカラーLED改造+B代2次車もフルカラー

平成29年6月より、渋谷・江東・深川の一般車の一部でフルカラーLED対応機種への交換が始まり、フルカラー表示を開始した。同時に3月に導入したB代2次車でもROMを入れ替え、フルカラーの表示が始まっている。今までの橙色LED車がフルカラーに交換されるのは初めてのことで、B代2次車と同じ機種に交換されている。
同時に始まったフルカラーは、燃料電池のように系統番号を五角形の枠にした表示で、ラインカラーはみんくるガイドの路線色に準じている。また、深夜バスはカラーでふくろうが表示されるなど、前面はかなり凝った仕様になっている。
前面・側面・背面ともに、文字は原則としてオージの内蔵ROMの文字が使われており、4月改編で見られた平体・長体の表示がギザギザになって見た目が美しくない問題はとりあえず解決した。

改造を確認できた分は以下の通り。B代2次車では渋谷のカラー化が先行しており、南千住は7/1より順次カラー化されている。
渋谷…V328, W450~454, 474, 475の8輛
江東…V・W代の17輛
深川…A667~671, B780~783の9輛

今回の改造は、昨年秋に購入したフルカラー表示器を取り付けているのだろう。今後もこの取り組みが続くのか、他の車庫にも波及するのか注目したい。また、臨時表示なども気になるところだが、見かけ次第別途紹介していこう。


▲B-W450 [都06]は紫 (エコー)

▲B-B785 B代もフルカラー表示を合わせて開始 (みどり)

▲L-V399 [東22]は青(にしづめ)

▲S-B780 深夜バスは前面左側に系統、右側にフクロウを踏襲 (Nasu)

▲回送車は燃料電池と同じくお辞儀するみんくるが入る


▲深夜バスの前面は凝った表示

▲[RH01] 実際は明るいのでもう少し白に近い

▲深夜バスの側面

▲フルドットを活用し、矢印は長く

▲扉が開いているときは側面の頭の行がスクロール。
系統・行き先はラインカラーとなる

▲ローマ字の色は系統によって異なる?(五)
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