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●海01←(+[門19丁])[海01]

深川営業所・品川営業所

系統一覧

東京テレポート駅〜有明テニスの森〜豊洲駅〜門前仲町 朝夕
東京テレポート駅←有明テニスの森←深川車庫   平始発
折1 東京テレポート駅←有明テニスの森←豊洲駅    
折2 東京ビッグサイト〜有明テニスの森〜豊洲駅〜門前仲町  
折3 有明1〜豊洲駅〜門前仲町    
折4 有明1〜豊洲駅    

本線の始終発時刻

東京テレポート駅発
門前仲町行
ビッグサイト発
門前仲町行
門前仲町発

回数・速度

本・出・折1 折2 折3・折4 運転間隔(門前仲町〜有明) 所要時間 表定速度
平日
土曜
休日

変遷

系統 施行日 所管 距離 概要
海01/
海02
 
S53. 7.12〜S54. 1.15、
S54. 3.24〜S54. 9. 2  
宇宙博開催により、臨時バスとして品川駅東口、門前仲町〜海上公園を運転
海01  S54. 1.16 品川 9.100/ 9.750km 品川駅東口〜(海底トンネル)〜海上公園(現船の科学館)を定期化、開通
海01  S57.12.26 品川・深川? 17.039/17.689km 門19丁と統合、品川駅東口〜海上公園〜門前仲町に延長
海01  S62. 3.16 品川・深川 17.016/17.669km 一部経路変更
海01乙  S63. 6. 8 深川? 10.499km 門前仲町〜青海流通センターを開設
海01折1  H 7. 4.29 品川・深川 5.7km 門19甲を吸収、折返系統として門前仲町〜有明1を開設
海01  H 7.10.29 品川・深川 18.450/19.100km ゆりかもめ開業で海上公園付近の道路が一部廃止となるため、
台場連絡道路に運行経路を変更
海01乙  H 7.10.29 深川 12.000/10.150km 同上
海01  H 8. 3.30 品川・深川 19.019/19.419km 臨海副都心線開業により東京テレポート駅・船の科学館経由に延長
海01乙  H 8. 3.30 深川 4.340km 同上の理由により東京テレポート駅〜青海流通センターに変更短縮
海01折a  H 8. 3.30 品川・深川 8.47km 有明1〜東京テレポート駅を延長
海01折b  H 8. 3.30 深川 7.2km 門前仲町〜東京ビッグサイトを開設
海01  H 9. 7.20 品川・深川 19.020/19.420km 13号地海底トンネル入口付近の経路変更?
海01折d  H 9. 7.20 品川 *** 品川駅東口〜東京テレポート駅を台場循環に変更
海01折d  H11. 1.27 品川 *** 品川駅東口〜台場循環を廃止
海01  H11. 1.27 深川 19.020/19.420km 深川に移管
海01乙  H13. 4. 1 深川 *** 東京テレポート駅〜青海流通センターを廃止
海01  H13. 4. 1 深川 18.470/20.080km 品川駅東口のターミナル新設による経路変更
海01 H14.12. 1 深川 りんかい線全通により、品川駅東口〜東京テレポート駅を短縮
海01折 H20. 3.30 深川 *** 有明テニスの森折り返しを有明一丁目折り返しに経甲
海01 H21. 4. 1 深川・品川 *** 品川との共管に変更
海01折b  H25. 4. 1 深川・品川 *** 品川駅東口〜東京ビッグサイトを廃止

路線図(H17.6末)

停留所


(H15.2.1)
(H12.4.1)
(H10.4.1)

(H8.9.1)
門前仲町 門前仲町 門前仲町 門前仲町
越中島 越中島 越中島 越中島
東京商船大学前 東京商船大学前 東京商船大学前 東京商船大学前
都立三商前 都立三商前 都立三商前 都立三商前
浜園橋 浜園橋 浜園橋 浜園橋
塩浜一丁目 塩浜一丁目 塩浜一丁目 塩浜一丁目
枝川 枝川 枝川 枝川
豊洲四丁目 豊洲四丁目 豊洲四丁目 豊洲四丁目
豊洲駅前 豊洲駅前 豊洲駅前 豊洲駅前
深川五中前 深川五中前 深川五中前 深川五中前
東雲橋交差点 東雲橋交差点 東雲橋交差点 東雲橋交差点
東雲一丁目 東雲一丁目 東雲一丁目 東雲一丁目
|| || 深川車庫前 || || 深川車庫前 || || 深川車庫前 || || || 深川車庫前
ジャパン・エア・ガシズ前 深川車庫入口 東雲区民館前 東雲区民館前
東雲都橋 東雲都橋 東雲都橋 東雲都橋
都橋住宅前 都橋住宅前 都橋住宅前 都橋住宅前
有明貯木場 有明貯木場 有明貯木場 有明貯木場
有明二丁目 有明二丁目 有明二丁目 有明二丁目
有明 有明 有明 有明
有明コロシアム前 有明コロシアム前 有明コロシアム前 有明コロシアム前
有明テニスの森 有明テニスの森 有明テニスの森 有明テニスの森
有明一丁目 有明一丁目 有明一丁目 有明一丁目
|| || フェリー埠頭入口 || || フェリー埠頭入口 || || フェリー埠頭入口 || || || フェリー埠頭入口
|| || 有明クリーンセンター前 || || 有明クリーンセンター前 || || 有明クリーンセンター前 || || || 有明クリーンセンター前
|| || 国際展示場正門駅前 || || 国際展示場正門駅前 || || 国際展示場正門駅前 || || || 国際展示場正門駅前
|| || 東京ビッグサイト || || 東京ビッグサイト || || 東京ビッグサイト || || || 東京ビッグサイト
お台場海浜公園駅前 お台場海浜公園駅前 お台場海浜公園駅前 お台場海浜公園駅前
フジテレビ前 || || 東京テレポート駅前 || || 東京テレポート駅前 || || || 東京テレポート駅前
台場駅前 フジテレビ前 フジテレビ前 台場駅前
潮風公園入口 台場駅前 台場駅前 潮風公園入口
船の科学館駅前 潮風公園入口 潮風公園入口 || || || 13号地海底トンネル入口
東京港湾合同庁舎前 船の科学館駅前 船の科学館駅前 || 船の科学館駅前
テレコムセンター駅前 テレコムセンター駅前 テレコムセンター駅前 || テレコムセンター駅前
東京テレポート駅前 || || 青海サービスセンター前 || || | | 青海サービスセンター前 || || || 青海サービスセンター前
|| || 青海流通センター前 || || | | 青海流通センター前 || || || 青海流通センター前
東京テレポート駅前 東京テレポート駅前 東京テレポート駅前
八潮団地入口 八潮団地入口 八潮団地入口
大井火力発電所前 大井火力発電所前 大井火力発電所前
品川火力発電所前 品川火力発電所前 品川火力発電所前
新東海橋 新東海橋 新東海橋
天王洲橋 天王洲橋 天王洲橋
品川車庫入口 品川車庫入口 品川車庫入口
食肉市場前 食肉市場前 食肉市場前
品川駅東口 品川駅東口 品川駅東口
(H7.11.1) (H1.12.1) (S60)
門前仲町 門前仲町 門前仲町
越中島 越中島 越中島
東京商船大学前 東京商船大学前 東京商船大学前
都立三商前 都立三商前 都立三商前
浜園橋 浜園橋 浜園橋
塩浜一丁目 塩浜一丁目 塩浜一丁目
枝川 枝川 枝川
豊洲四丁目 豊洲四丁目 豊洲
豊洲駅前 豊洲駅前 豊洲埠頭
深川五中前 深川五中前 深川五中前
東雲橋交差点 東雲橋交差点 東雲橋交差点
東雲一丁目 東雲一丁目 東雲一丁目
|| || 深川車庫前 深川車庫入口 深川車庫入口
東雲区民館前 東雲都橋 東雲都橋
東雲都橋 都橋住宅前 都橋住宅前
都橋住宅前 有明貯木場 有明貯木場
有明貯木場 有明二丁目 有明二丁目
有明二丁目 エムザ有明前 有明テニスの森
有明 有明テニスの森 有明橋
有明コロシアム前 有明一丁目 お台場海浜公園入口
有明テニスの森 フェリー埠頭入口 13号地海底トンネル入口
有明一丁目 お台場海浜公園入口 海上公園
フェリー埠頭入口 13号地海底トンネル入口 13号地海底トンネル入口
お台場海浜公園入口 || 海上公園 八潮団地入口
13号地海底トンネル入口 || 13号地海底トンネル入口 大井火力発電所前
|| 海上公園 || 青海サービスセンター前 品川火力発電所前
|| 13号地海底トンネル入口 || 青海流通センター前 新東海橋
|| || 青海サービスセンター前 八潮団地入口 天王洲橋
|| || 青海流通センター前 大井火力発電所前 東京水産大学前
八潮団地入口 品川火力発電所前 食肉市場前
大井火力発電所前 新東海橋 品川駅東口
品川火力発電所前 天王洲橋
新東海橋 東京水産大学前 (S56.12)
天王洲橋 食肉市場前 海上公園
品川車庫入口 品川駅東口 13号地海底トンネル入口
食肉市場前 大井火力発電所前
品川駅東口 品川火力発電所前
新東海橋
天王洲橋
東京水産大学前
食肉市場前
品川駅東口

お台場を貫通

  現在、都営バスで唯一高速道路を走る路線である。今でこそ、お台場には虹01をはじめとしてさまざまな路線バスが走っているが、最初に開通した系統はこれ(の前身である門19)であった。
 もともとこの路線は、船の科学館を中心として開かれた宇宙科学博覧会(S53/7/16〜S54/1/15、またS54/3/24〜54/9/2に最開催)の輸送の足として、門前仲町・品川駅東口から、それぞれノンストップ便を走らせたのが最初であった。門前仲町側には昭和49年に開通した門前仲町〜海上公園の門19丁があったが、品川側から海底トンネルを通っていくのはこの臨時バスが始めてであった。
 その後の宇宙博の会期が終わった翌日より、品川駅東口〜海上公園を定期系統として走らせたのが海01の始祖である。その後昭和57年に門19丁と統合し、品川駅東口〜門前仲町という今の形になった。
 その後かなりの間、回りには雑草以外何もない幅広の湾岸道路をかっ飛ばすという風景が続いたが、それが変ったのが臨海副都心としての台場地区の開発である。都市博の開催が決定され(結局開催は中止されたが…)、他の交通機関も建設されることになり、開発が始まった。平成7年にはゆりかもめが開通、平成8年には臨海副都心線が開業し、台場地区を一周して東京テレポート駅をターミナルとする現在の形になった。また同時に、日中のみ門前仲町〜東京ビッグサイトという折り返し路線を開設した(ビッグサイトのオープン自体は4/1から)。
 品川方からの折り返しは品川駅東口〜海上公園→品川駅東口〜東京テレポート駅という路線だったが、いつの時期からあったのかはよく分からない。平成9年にはこの路線が品川駅東口〜台場循環となり、この時点で品川駅東口〜門前仲町と通し運転を行うのは朝夕のみ、それ以外は品川駅からは台場循環のみ、門前仲町側からは東京テレポート折り返しのみと分離状態になった。ちなみに台場循環は海底トンネルを出るとすぐフジテレビ→船の科学館→テレコムセンター→東京テレポート駅→海底トンネルという経路で折り返しをしていた。
 しかし、平成11年1月のダイヤ改正で台場循環は廃止され、ついに品川駅東口からお台場へと出るバスは朝夕のみとなってしまい、この事態の解消には虹02の開通を待たなければならなかった。これと同時に品川営業所は海01から撤退し、全て深川営業所所管となった。それとは逆に門前仲町側は平成7年に門19甲を統合して以来本数は増強されてきている。平成13年には平日昼間に毎時6本/hを達成(門前仲町〜テニスの森)、ヘタな系統よりもずっと使いやすくなった。
 そして平成14年12月にりんかい線が大崎まで全通。これにより品川駅東口発着のバスも廃止され、全て東京テレポート駅止まりとなった。首都高湾岸線を爆走する都営バスも、もはや過去のものである。

 乙系統はコンテナ貨物の保管・搬送・展示などを行っている、青海流通センターへの足。昭和63年に朝夕のみ一部便を延長する形で実現した。門前仲町から走っていたが、平成8年の臨海副都心線開通で東京テレポート駅発着へと短縮された。東京テレポート駅から直接向かわず、フジテレビ・船の科学館を経由して行くのが特徴である。といっても本数は朝夕に1〜2本しかなく、休日は運休と路線権確保の意味合いが強そうな系統であった。しかし同じルート上に海03が開通しており、既に使命を終えたと判断されたのか、平成13年4月をもって廃止となった。
 

ダイヤ

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