●新江62←[宿62]←[132]
杉並支所
本 | 大泉学園駅〜谷原2〜練馬区役所〜練馬駅〜新江古田駅 | 7.800/ 8.080km | |
折 | 大泉学園駅〜谷原2〜練馬区役所〜練馬駅 |
大泉学園駅発 | 新江古田駅発 |
本 | 運転間隔 | 所要時間 | 表定速度 | |
平日 | ||||
土曜 | ||||
休日 |
系統 | 施行日 | 所管 | 距離 | 概要 |
132 | S34. 3. 1 | 練馬 | 16.180/15.480km | 大泉学園駅〜練馬駅〜江原町2(現新江古田駅)〜中井駅〜 東中野駅〜新宿駅西口が開通、西武と相互乗入 |
132 | S45.12. 1 | 練馬 | 14.350/13.930km | 西落合3〜目白5〜中落合を新目白通り経由に短絡変更? |
宿62 | S48. 6.10 | 練馬 | 14.350/13.930km | 西武との相互乗入を中止、区間はそのまま |
新江62 | H 9.12.19 | 練馬 | 7.800/ 8.080km | 大江戸線の新宿延長により大泉学園駅〜新江古田駅に短縮、新江62とする |
新江62 | H13. 9.25 | 練馬 | (7.800/ 8.080km) | 大泉学園駅周辺の一方通行規制の変更に伴い経路変更 |
新江62 | H15. 4. 1 | 練馬 | 8.870/ 9.380km | 大泉学園駅の乗り場変更、また練馬駅バスターミナル完成により 練馬区役所〜練馬駅通り間がバスターミナル経由となる(出入庫を除く) |
新江62出 | H17. 3.28 | 練馬 | *** | 練馬車庫→練馬駅→大泉学園駅を開設 |
新江62 | H21. 4. 1 | 杉並 | *** | 杉並に移管、はとバスに運行を委託 |
新江62出入 | H25. 4. 1 | 杉並 | 練馬車庫〜大泉学園を廃止 ※本線の本数を大幅に減便、同一区間に西武バス[練48]が運行を開始 |
本 | 出 入 |
(H15.2.1) |
○ | ○ | 大泉学園駅前 |
● | ● | 妙延寺前 |
● | ● | 東大泉二丁目 |
● | ● | 下屋敷 |
● | ● | 石神井幼稚園入口 |
● | ● | 稲荷前 |
● | ● | 三原台一丁目 |
● | ● | 中原 |
● | ● | 谷原小学校前 |
● | ● | 谷原二丁目 |
● | ● | 練馬総合体育館前 |
▼ | ▼ | 真宗会館前 |
▲ | ▲ | 練馬青果市場前 |
● | ● | 高松三丁目 |
● | ● | 高松二丁目 |
● | ● | 練馬中学校前 |
● | ● | 中村橋駅入口 |
● | ● | 向山町 |
| | | ▼ | 練馬区役所入口 |
| | | ▼ | 練馬駅前 |
● | ▲ | 練馬区役所前 |
● | ▲ | 練馬駅通り |
● | ▲ | 桜台駅通り |
| | | ● | 桜台駅前 |
| | | ○ | 練馬車庫前 |
● | 豊玉北二丁目 | |
○ | 新江古田駅前 |
23区は北西の端、大泉学園駅まで運行する都営バス。元々は新宿駅西口から西武と手を組んで運行していたが、大江戸線が新宿まで延伸されるのと引き換えに新江古田駅止まりになった。早くから西武は撤退してしまったが、都営単独で頑張っている息の長い系統である。「吉61 都民農園セコニック」や「泉30-2 新座駅南口」、「泉32 朝霞駅」など様々な西武バスが発着している片隅から発車していく。西武バスエリアの谷原から大泉にかけて、センターラインのない道をゆく姿も、都営バスでは新鮮に映る。
上の変遷の通り、大江戸線の延伸と引き換えに宿62は短縮されたが、大江戸線との通算運賃が割高とならないように、また公共交通利用促進のため、東京都交通局初の地下鉄=バス乗継割引が亀21とともに1年の期間限定で実験された。以前より定期券での都営地下鉄=バス乗継割引は実施されていたが、乗車券の乗継割引は初の試みである。
これは都営地下鉄から新江62に乗り継ぐ場合は、係員のいる改札口で新江古田駅までの乗車券に100円を支払い、新江62から都営地下鉄へは乗車時に270円支払うことで乗継券を受け取るシステムとなっていた。しかし、ポスティングによる広告程度だったためか、知名度は今ひとつ。そして、実験期間終了後も継続することはなかった。
以後、東京都交通局では地下鉄=バスの現金乗車での乗継割引は実現していない。
新江古田駅という起点は何とも中途半端だが、もともとは宿62として新宿から出ていた路線。大江戸線新宿開業に伴い、乗り換え停留所となる新江古田駅からに短縮された。短縮後1年間は地下鉄との乗継割引も適用されるなど、地下鉄〜バス接続のモデルとして重要な地位に置かれることとなった。ところが、平成15年4月1日、新しい練馬駅バスターミナルに乗り入れるようになると、練馬駅での乗り換えが便利になり、新江古田駅で乗り換えるメリットはほとんど無くなった。さらに、新江古田駅〜練馬駅通り以遠の所要時間が大幅に伸びてしまい、新江古田駅は一転して不便な乗り換え停留所となってしまった。新江古田駅〜練馬駅間の廃止は時間の問題ではなかろうか。