○中63(廃止)←分割[橋63]
練馬営業所×京王
本 | 下田橋〜中野駅〜大久保駅〜国立病院医療センター | 7.306km | |
出入 | 練馬車庫〜豊玉中2〜江古田2 | 2.680km |
下田橋発 | 6:20〜21:26 | 医療センター発 | 6:50〜21:57 |
昭和63年のデータ。
本 | 運転間隔 | 所要時間 | 表定速度 | |
平土 | 30+k30回 | 朝9〜14 昼14〜19 夕5〜10 | 39〜54 | 8〜11 |
休日 | 30+k30回 | ? | 27〜29 | 15〜16 |
昭和61年のデータ。*kは京王バスの本数。また、運転間隔は推定
系統 | 施行日 | 所管 | 距離 | 概要 |
中63 | S54.11.23 | 練馬 | 7.306km | 橋63を分割、下田橋〜国立病院医療センター(現戸山町)が開通 京王と相互乗り入れを継続 |
中63 | S63.10.16 | 練馬 | *** | 下田橋〜国立病院医療センターを廃止 |
本 | (S63.10) | 本 | (S55.7) |
○ | 下田橋 | ○ | 下田橋 |
● | 大下橋 | ● | 大下橋 |
● | 新井小学校前 | ● | 新井薬師入口 |
● | 北野神社前 | ● | 北野神社前 |
● | 新井中野通り | ● | 新井中野通り |
● | 中野区役所前 | ● | 中野区役所前 |
● | 中野駅前 | ● | 中野駅前 |
● | 中野総合病院前 | ● | 中野総合病院前 |
● | 中野保健所前 | ● | 中野保健所前 |
● | 中野公会堂下 | ● | 中野公会堂前 |
● | 堀越学園前 | ● | 堀越学園前 |
● | 中野一丁目 | ● | 中野一丁目 |
● | 東中野二丁目 | ● | 東中野二丁目 |
● | 東中野一丁目 | ● | 東中野一丁目 |
● | 北新宿 | ● | 東京薬科大学前 |
● | 大久保駅前 | ● | 大久保駅前 |
● | 新大久保駅前 | ● | 新大久保駅前 |
● | 大久保二丁目 | ● | 大久保二丁目 |
● | 大久保通り | ● | 大久保通り |
▼ | 都営戸山ハイツ前 | ▼ | 都営戸山ハイツ前 |
● | 戸山町 | ● | 戸山町 |
○ | 国立病院医療センター前 | ○ | 国立病院医療センター前 |
昭和54年に、長大路線である橋63を分割してできた西側の路線。しかし単純に大久保駅で分割せず(折り返す場所がないからだろう)、都営エリアである医療センターまで路線を残し、「中63」と名乗った。その結果、こちらの路線については都営と京王との相互乗り入れが継続される形となった。ちなみに医療センターでは、病院構内に入って折り返していたらしい(詳細不明)。
しかし、乗客は低迷する一方であった。路線が中途半端だったことが大きかったのだろうか。あくまで下田橋という中途半端な終点のままでいられたのも、都心・新橋直通という大きな強みがあったからである。この直通がなくなり、終端でどの駅にも接続しなくなった結果、沿線で頻繁に走っている関東バス・京王バスに対して利便性は大きく劣ることとなった(中野駅でターミナルに入らなかったことも大きいだろう)。また、ほとんどが片側一車線のために平日は渋滞が多く、かなりの所要時間がかかっている。結局このような中途半端な路線が続くはずもなく、分割から9年目を迎えようとする昭和63年秋に廃止された。ちなみに、中77のなき後は、唯一中野駅を通る都営バス路線でもあった。