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小滝橋営業所

系統一覧

小滝橋車庫〜国立国際医療センター〜牛込北町〜市ヶ谷駅〜霞ヶ関〜新橋駅 10.329km  
小滝橋車庫〜国立国際医療センター    
急行 大久保駅〜新大久保駅〜統計局(急行)   平朝夕

本線の始終発時刻

小滝橋車庫発 新橋駅発

回数・速度

  急行 運転間隔 所要時間 表定速度
平日
土曜
休日

変遷

系統 施行日 所管 距離 概要
31  S25. 2. 1 小滝橋 9.136km 大久保駅〜新橋駅が開通
120  S25. 3.10 小滝橋 12.621km 中野駅〜宮園1(現東中野2)〜大久保駅を延長、京王と相互乗入、120系統とする
120  S37. 2.16 小滝橋 13.301km 新井新道(現新井中野通り?)〜中野駅を延長
120  S41.12. 1 小滝橋 14.611km 下田橋(哲学堂)〜大下橋〜中野駅〜新橋駅に変更延長
120  S43. 3. 1 小滝橋 14.711km 一部経路変更
120折  S44. 2. 2 小滝橋 4.991km 中野駅〜戸山町を開設(現・統計局急行の始祖?)
橋63折  S50. 8.24 小滝橋 ***  中野駅〜戸山町を廃止
橋63  S53. 4. 1 小滝橋 14.563km 内幸町〜新橋駅を内幸町1経由から西新橋1交叉点経由に変更
橋63  S54.11.23 小滝橋 9.273km 京王との相互乗入を中止、下田橋〜大久保駅を短縮。橋63と中63に分割
橋63 H14. 2.25 小滝橋 10.329km 小滝橋車庫〜大久保駅を延長
橋63 H17.11. 1 小滝橋 永田町→平河町二丁目で経路変更

路線図(H18.9末)

停留所


(H15.2.1)
(S57.11) (S44.1) (S35.10) (S25.6)
小滝橋車庫前 大久保駅前 下田橋(中野哲学堂) 中野駅前 中野駅前
新宿消防署 新大久保駅前 片山橋 中野区役所前 中野区役所前
大久保駅前 大久保二丁目 大下橋 中野保健所前 上町局前
新大久保駅前 大久保通り 新井薬師入口 宮園通三丁目 宮園通二丁目
大久保二丁目 都営戸山ハイツ前 中野区役所前 中野郵便局前 宮園通一丁目
大久保通り 戸山町 中野駅前 宮園通二丁目 東京薬学専門学校前
都営戸山ハイツ前 | | 統計局 総合病院前 宮園通一丁目 大久保駅前
国立国際医療センター前 国立病院医療センター前 中野保健所前 川添町 新大久保駅前
| | 統計局 若松町 中野公会堂下 東京薬科大学前 西大久保二丁目
戸山町 牛込柳町 中野郵便局前 大久保駅前 戸山町
若松町 山伏町 中野一丁目 新大久保駅前 国立病院前
牛込柳町駅前 牛込北町 東中野二丁目 西大久保三丁目 若松町
山伏町 納戸町 東中野一丁目 西大久保二丁目 牛込柳町
牛込北町 市谷田町 東京薬科大学前 戸山町 山伏町
納戸町 市ヶ谷駅前 大久保駅前 国立第一病院前 牛込北町
市谷田町 番町 新大久保駅前 若松町 市ヶ谷駅前
市ヶ谷駅前 麹町四丁目 西大久保三丁目 牛込柳町 麹町四丁目
番町 平河町二丁目 西大久保二丁目 山伏町 平河町
麹町四丁目 永田町 戸山町 牛込北町 霞が関
平河町二丁目 国会議事堂前 国立第一病院前 納戸町 内幸町
永田町 霞が関 若松町 市谷田町 新橋北詰
国会議事堂前 通産省前 牛込柳町 市ヶ谷駅前 新橋駅前
霞が関 内幸町 山伏町 番町
経済産業省前 新橋駅前 牛込北町 麹町四丁目
内幸町 納戸町 平河町二丁目
新橋駅前 市谷田町 平河町
市ヶ谷駅前 国会議事堂前
番町 霞が関
麹町四丁目 家庭裁判所前
平河町二丁目 内幸町
永田町 内幸町一丁目
国会議事堂前 新橋駅前
霞が関
通産省前
内幸町
内幸町一丁目
新橋駅前

毎朝生放送出演中

 橋63と日本テレビは、非常に深い仲である。日本テレビの開局当初の社屋は新宿6丁目にあった。橋63の大久保通り停留所から歩いて10分、何とか沿線といえる範囲だろう。 その後、麹町停留所目の前の所に引越し、橋63の車内放送にも「日本テレビ前」という副名称が流れるようになった。平日朝に放送しているズームイン!朝を見ていると、マイスタジオから道路を走る橋63の姿を見ることができた。そして平成15年8月に日本テレビは汐留に建設中の新社屋に引っ越すことになる。今度は終点新橋駅から徒歩10分である。このように日本テレビは橋63の沿線を引っ越ししてきた。偶然の一致とは言え、すべての引っ越し先が、1路線の沿線であることは非常に珍しいと思う。

新宿消防署、そして小滝橋車庫

 飯62開通と同時に、橋63も大久保駅から小滝橋車庫まで延長された。とはいえ、この本を手に取った方の多くには既に周知のことかとも思うが、橋63は、下田橋〜大久保駅が短縮された昭和54年11月から数えて22年3ヶ月の間、大久保駅と小滝橋車庫の間を回送していたのであった。これも「大人の事情」(この本で何回使っているんだ?)というやつかもしれない。
 さて、関東バスには、小滝橋〜大久保駅間に停留所が一つ(新宿消防署前)設けられている。都営バスがこの間を営業運行すると聞いたとき、筆者の頭に浮かんだのは「新宿消防署前にも停車するのだろうか?」という疑問であったが、よけいな心配はするものではないらしい。1本のポールに仲良く納まっている。
 ここには関東バス百人町線(百01:高田馬場駅〜戸山団地中央〜社会保険中央病院〜東中野駅)も停車する。平成14年3月開通のニューフェイスで、小型ノンステップバス(三菱のKK-MJ26HF改)を導入し、百人町界隈をくねくねと巡る路線である。都営バスに飽きたら、関東バスの旅もよいのでは。

統計局急行

 橋63には急行系統として大久保駅〜統計局という路線が存在する。総務庁統計局(医療センター向かい)への足として平日の朝夕のみ運行されており、大久保駅を発車したあとは新大久保駅に停車するだけで、統計局構内に入って終点となる。路線図には掲載されておらず、部外者お断り……と感じられるかもしれないが、誰でも乗車が可能。昭和40年代以前から運行されている非常に息の長い系統で、その昔は都営バス以外も担当していたらしい。
 平成12年までは新宿駅西口〜統計局の急行便(宿74)も運行していたのだが、大江戸線改編で廃止となってしまった。